鋼の錬金術師 嘆きの丘(ミロス)の聖なる星
エドワード・エルリック
「ああ。このオレが鋼の錬金術師だ!」
右腕と左足の機械鎧(オートメイル)から「鋼」の二つ名で呼ばれる、国家錬金術師。性格は血気盛んで、猪突猛進型。身長が低いことがコンプレックスで、彼の前では「豆」「チビ」「小さい」などの単語は禁句。
かつて禁忌とされる人体錬成を行った際、右腕と左足を失っており、それを取り戻す方策を求めて、弟のアルフォンスとともに、錬金術を増幅させる「賢者の石」を探す旅へと出る。しかし「賢者の石」に隠されていた秘密を知ったのちは、それに代わる方法を求めて、各地を旅している。
アメストリスの中央刑務所から脱獄したメルビン・ボイジャーを追跡するた際、彼の使った未知の錬金術を目撃。強力な威力を持つその錬成の秘密を探るべく、メルビンの後を追って、テーブルシティへと向かうのだが……。