鋼の錬金術師 嘆きの丘(ミロス)の聖なる星
時代を越え、新たな「鋼の錬金術師」誕生!
シリーズ累計5,000万部を突破した、荒川弘の大ヒットコミック「鋼の錬金術師」。“鋼”の二つ名を持つ錬金術師の少年、エドワード・エルリックと仲間たちの、過酷な旅の行方を描いた原作は大反響を呼び、また原作の完結にあわせて放映されたTVアニメーションも話題に。メディアを越えて大きな熱狂を呼んだこの作品が、ついに2011年夏、再びスクリーンに登場する!
物語の幕開けは、アメストリスの首都・セントラルにある中央刑務所。刑期終了を間近に控えたひとりの囚人が、この刑務所から脱獄を果たした。その男――メルビン・ボイジャーが操る強力な錬金術に興味を惹かれたエドワードと弟のアルフォンスは、男の跡を追ってアメストリスの西、大国・クレタとの国境を目指すことになる。
彼らがたどり着いた先は、巨大な崖に周りを囲まれた街・テーブルシティ。かつて「ミロス」と呼ばれていたこの地で、ふたりはジュリアという一人の少女に出会う。少女の言葉に導かれ、エドたちはこの地に隠された、血塗られた歴史を知ることになるのだった……。
監督に村田和也(『コードギアス反逆のルルーシュ』シリーズ副監督)、キャラクターデザイン・総作画監督に小西賢一(『東京ゴッドファーザーズ』)、そして脚本を『ホワイトアウト』などで知られる小説家・真保裕一が手掛けた『鋼の錬金術師 嘆きの丘(ミロス)の聖なる星』。劇場作ならではの壮大なスケールで描かれる、運命と絆の物語。今、禁じられた錬成陣がその姿を現す――。