鋼の錬金術師 嘆きの丘(ミロス)の聖なる星
メルビン・ボイジャー
「お前、……神の領域に手を出したな」
強盗傷害罪で懲役5年の判決を受け、アメストリスの中央刑務所に服役していた囚人。仮釈放が2ヵ月後に迫っていたが、あることをきっかけに刑務所から脱獄を図り、その騒ぎの最中、エドとアルのふたりと顔を合わせることになる。
アメストリス軍の追跡を振り切ったメルビンは、一路、テーブルシティへ。錬金術師としての腕前は、相当なもので、脱獄の際に使った錬金術は、これまでにエドもアルも出会ったことがないもので、その威力に興味を持ったエドとアルは、彼を追ってテーブルシティへと向かうことになる。